20代~30代前半、独身者の保険について (黄
イエローは実は損保OL出身です。
しかし、総合職を目指していたので保有資格も実は多かったりする。
証券外務員特別会員1種資格
生保変額保険販売資格
とか、入社3年目までに取って今結構役立っている資格があります。
特に保険の見直しには、用語と仕組みがわかるので便利。
保険は「ライフスタイル」に合わせてコンサルティングするもの。
なったら困るもの困らないものをリストアップして確認。
■20代~30代前半独身者がなったら困るリスト
・病気
・怪我
・入院費用
■逆にあんまり考えなくていいことリスト
・死亡後の生活費用
以上をふまえた保険は以下の通り・・・
■死亡保障<医療保障
今の生活を上手にサポートしてくれる「医療保障」を重視。
■満期返戻金<掛け捨て
金利が低い状態では、運用は期待できない。
運用費用の入った高い保険料より掛け捨ての安い保険料を。
でも、生命保険会社が勧めてくるのは「死亡保障」の保険。
理由は明白。
死亡する=保険金支払い
医療保険=病気や怪我は死亡よりも頻繁=保険金支払い
保険金支払い=利益率低下
だから、
若者が死亡保障の保険に入ってくれれば、
利益率がアップする。
さらに、「死亡保障」の保険をいかに売るかの歩合制で
生保レディーの給料は決まってきます。
「死亡保険金の金額」で評価がされるところもあります。
目標達成のために保険の「切替」「付け替え」を勧め
売上を稼ぐことが非常に多い。
若者ならまだしも、
支払える金額が限られる団塊の世代への上記の行為は
とても罪深い。老後資金を考えると死活問題だからです。
■じゃあ50~60代までにどう備えるか?
・退職後負担になるので保険料は60歳払済にする。
・子供が独立した後、死亡保障を薄くしていく逓減保障へ。
せめて上記をすることで、
少しでも老後にプラスになります。
「貯金よりも資産運用」が声高に叫ばれる昨今。
どんなに工夫しても、保険は請求が承認後支払われることや
いつでも使えるお金を用意して投資することを考えると
地に足つけてしっかり貯金することが第一歩だと思います。
金融商品はとても複雑で面白いものですが
同時に他人の人生を左右する怖さもあります。
損保の代理店さんと違い、ニーズ細分型に慣れていない
生保レディをはじめとした保険のプロが
自社や自分の利益のみで動き続けたり
きちんとした説明を契約者にしない体質である限り
業務停止をしても改善は見られないです。
しっかり防衛策を講じて、
自分で資産を守る時代だと切実に思いました。