雨ニモアテズ (黄 | bombernet☆

雨ニモアテズ (黄

昨日の産経新聞から。

小児科の先生は本当に子供を良く見ている人たちなだけに

この事実はとても時代の変化を感じざるを得ません。


ただ、20代の身としては、自分達の中にも少なからず

こういうところがあるんじゃないか?と自問自答してしまいました。


↓記事はこちら↓

詩人の宮沢賢治に「雨ニモ負ケズ」という有名な詩がある。東北地方で貧しい農民たちと生活をともにした賢治が、こういう人になりたい、と自分にいいきかせた素朴で力強い詩だ。

そのパロディーに「雨ニモアテズ」というのがある。賢治のふるさと・岩手県盛岡市の小児科の医師が学会で発表したものだそうである。職業上多くの子供たちに接していて、まさにぴったりだと思ったという。作者はどこかの校長先生らしい。

 雨ニモアテズ 風ニモアテズ
 雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ
 ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ
 意欲モナク 体力モナク
 イツモブツブツ 不満ヲイッテイル
 毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ
 朝カラ アクビヲシ  集会ガアレバ 貧血ヲオコシ
 アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ
 作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ
 リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ
 東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ
 西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ
 南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ
 北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ
 日照リノトキハ 冷房ヲツケ
 ミンナニ 勉強勉強トイワレ
 叱ラレモセズ コワイモノモシラズ
 コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ

 賢治が生まれて100年あまり。そのころ日本中はどこも貧しかった。